ポリパンin 気仙沼2 気仙沼中央公民館にて
おはようございます。 ポリパン@気仙沼が地元の新聞、三陸新報に載りましたー。記事全文は一番最後。
被災地は三年目を過ぎて、色んな意味で格差が大きくなっているように感じます。復興需要で人出も足りず多忙を極める人、一方で、自分に合う仕事をなかなか見つけられない人、被災の具合、貯蓄の有無、仮設から出られる人そうでない人、復興住宅にあたる人外れる人などの差がどんどん目に見える化しているように感じます。一年目は一様に皆大変だったけれど、今はそうでは無い。近隣の人と気持ちを共有できない辛さ。石巻でも聞いた「三年目の今が、一番辛い、しんどい」を気仙沼でも複数の方から聞きました。
その中で、何かお役に立てることが有るかしら?と思うとポリパンの果たせる役割は意外に大きいのではないかと思うのです。ポリパンは辛い人の気持ちを和らげ、鬱々とした気持ちを明るくさせ、一緒にパン作りをした人とも楽しい時間を共有できる。そして美味しい!
たかがパン作りだけれど、実感として、果たす役割は大きいように思います。心から笑える楽しい時間を沢山の方々に体験してもらいたいなぁと心から願って止みません。
—— 三陸新報 2014.7.29 「フライパン使い手軽に」気仙沼 主婦がパン作り
気仙沼中央公民館の「フライパンで作る天然酵母パン講座」がこのほど、同館で開かれ、参加者がオーブンなどを使わず、手軽にできるパン作りを学んだ。 市内の主婦ら10人が参加。岩手や福島など、被災地でパン作りを通した支援活動を行っている「天然酵母パンのhappyDELI」(東京都)の梶晶子代表が講師を務めた。 参加者は、あらかじめ用意されたパン生地を丸めてフライパンで10秒ほど加熱し、ふたをしたまま2次発酵。パン生地が手にまとわりつくなど悪戦苦闘したが、一時間ほどで膨らんだ生地を火加減と加熱時間に気を配りながら焼き上げると、美味しそうな匂いが広がった。 生地をこねる台を使わず、ポリ袋に強力粉や天然酵母、塩などを入れ、力強く振って生地を作る方法も学んだ。 五右衛門ヶ原仮設住宅から参加した小岩富美子さん(58)は「出来具合が気になって見比べたりするなど、わいわいできて楽しかった。家でも挑戦してみたいと話した。